肩凝り

板前修業で頚椎ヘルニア一歩手間までいきました。

投稿日:

私は中学生の頃からすでに肩こりに悩まされていて、肩が張っている感じは常にありました。しかし悩むと言ってもその時は特に痛みはなく、バレーボールの部活中にたまに首すじを攣る、なんか肩や頭が重たいな、と思うくらいでした。

肩こりを本気で辛いと思ったのは20歳の時です。

短大を卒業し、初めて就職したのは老舗の仕出し料理屋。座敷もあり、会席料理を提供したりする板前修行です。仕事は毎日朝早く、夜は日にちを超えることもよくあり、年末は2~3週間休みがなかったり、忙しい時は3時間仮眠をとったら次の日の仕込みが始まり、祭りの時期は40時間通しでお弁当を作ったりしていました。

最初は何とかついて行こうと思っていましたが、1年半を過ぎた頃に症状が出始めてしまいました。

だんだん肩のこりが酷くなり、明らかに肩が盛り上がってきました。そして首から二の腕にかけてジンジンした痺れが表れ、ふとした拍子に首筋にピシッと鋭い痛みが走る様になりました。

自分でストレッチやマッサージをしていましたがあまり効果はなく、また週1日あるかないかの休みでは中々疲れもとれず、作業中に痛みが出ても、肩を揉んだりしてごまかしながら仕事をしていました。

しかしある日仕事中に手先まで痺れてしまい、箸が持てなくなりました。絹さや1枚も掴めない状態にさすがにヤバい、限界だと思って病院へ行かせて貰いました。

検査の結果、頚椎ヘルニア一歩手前まできているとの診断でした。

元々首の骨の形が悪かったことも原因の一つだと言われました。このまま同じ様に仕事を続けていると症状はどんどん悪化し、手術をしなければならなくなると言われ、痛み止めを飲んでもほとんど効かなかったので大将や料理長に相談し、退職して治療をすることになりました。

治療は週に1回、病院のリハビリセンターで電気療法、機械を使ってマッサージなどから始め、少しずつ慣れてきたら牽引や、首に筋力をつけるための筋トレとストレッチを家で出来る様に習いました。最初は首や肩を動かすだけで痛かったので、治療はどれも辛かったのですが、3ヶ月ほど過ぎた頃には症状は落ち着き、痺れもなくなってきていました。

病院での治療はここまでです。後は自宅で筋トレなどを続けての様子見になりました。

どれが1番効いたのかは正直分からないのですが、1番大切だと思ったのは自宅での筋トレストレッチです。自分に合った正しい方法で身体を休ませてあげることが、とても大切だと気づきました。

半年程したらもう大丈夫だと思い、今度は福祉施設の厨房での仕事を始めました。自宅での筋トレなどは続けていましたが、やはり忙しかったりすると少し痛みや痺れが出るので、そういう時は病院で勧められた整体へ行き、全身のこりをほぐして貰ったり、牽引をして貰いました。

一時的ですがとても楽になるので、ささやかな楽しみになっていました。

あれから10年になりますが、今だに肩こりは続いていますし、疲れが出ると症状も出てしまいます。病院での治療が終わる頃に「骨の形は手術以外に治す方法がないので、調理師の仕事を続ける限り症状は出て来るだろうし、こりが消えることはないでしょう。なのでどうやったら上手く付き合えるか、痛みが酷くならない様に自分で調整し、努力して下さい」と言われました。

調理師以外の仕事も視野に入れようとしましたが、やっぱり諦めきれませんでした。なので今も習った筋トレやストレッチは続けています。

背中のこりも気になっているので血流を良くするために温めたり、同じく調理師である腰痛持ちの主人と少しでも良さそうな情報があると試してみたり、休日は軽くキャッチボールをしたりしています。「もう2度と肩こりなんかで好きなことを諦めたくない!」そう思ってこれからも自分の身体と向き合っていきたいです。

-肩凝り

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

授乳肩こり腰痛

授乳による首、肩、腰の痛みは女性ならではと思います。

もともと肩が凝りやすく独身時代から悩まされていましたが、特に最近は授乳による肩、腰、首の痛みが酷いです。肩こり、首コリ、腰痛にくわえ、首こりからくる頭痛の症状に悩まされ家事が出来ない日もあります。 出 …

育児肩凝り

育児中の肩こりで整体院に通っています

今までデスクワークをしようが、編み物をしようがこりとは無縁だった私も、産後の育児が始まってから全身がガチガチになるほどのこりに悩まされています。中でもがひどいのが肩こりです。特に子どもを抱っこすること …